令和6年6月　診療報酬改定について

令和6年6月1日より、国・政府による診療報酬改定が実施されました。

報道では初診・再診料の増加が強調されていますが、処方箋料の減額などのため

窓口負担はほとんど変化がないか、ややご負担が減る方が多いと予想されます。

 

高血圧・糖尿病・脂質異常症（高脂血症・高コレステロール血症など）で

通院されている方に、従来は口頭でお伝えしていた指導内容を定期的に

書面でお渡しするように変更となりました。

（対象の方には診察の際に医師よりお声掛けいたします）

初回に限り、説明後に署名をいただく事が必要となっています。

なお、署名をしていただいた事により診察料が増加することはありません。

しかし、書類の作成や説明のため、診察の待ち時間が長くなることが予想されます。

お時間には余裕をもってご来院いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

発熱外来は引き続き、予約不要・受診歴の有無は問わずに受け入れをしております。

発熱・感染症疑いの方は、隔離室での診察になります。

対象者が多数の場合は、診察までお車でお待ちいただきますので、

送迎だけで離れるというのはお控えいただきますようよろしくお願いいたします。

 

マイナ保険証を利用した医療DXにも取り組んでおります。

当院の利用率は約15％（全国平均は約5％）

他院で受診された特定健診の結果や処方などを参照可能で

診療に活用いたします。

受付時の利用方法は、職員がサポートいたします。

1度経験されると、2回目以降はスムーズにされる方がほとんどです。

 

症状の安定している方には、医師の判断で30日以上の長期処方も取り組んでいます。

（新薬・睡眠導入剤・抗精神病薬など、処方日数に制限のある薬剤は不可）